屋根塗装、縁切りの重要性

先日お見積もりに伺ったお宅、屋根塗装をして欲しいとの事で屋根を見させて頂くとまさかまさかの縁切りが全くされずスレートの重なり部分が完全に埋まってしまっている状態💦

塗られている塗料は水性系の屋根塗料だと思われます。

外壁にはよく水性塗料を使うのですが、屋根には油性塗料が適しています。

水性塗料は厚みを付けやすい特徴がある分、屋根に使用するとスレートの重なり部分の隙間を埋めてしまう事が多々あるのです😱

幸い、このお宅ではまだ雨漏れはしていないみたいで、早急になんらかの処置をしなくてはなりません。

屋根はスレートの重なり部分の隙間から雨水や湿気を逃す性能があるため、この隙間を埋めてしまうと溜まった雨水が勾配に反して屋根裏に侵入していく毛細管現象や、湿気の滞留を引き起こし、屋根裏や野地板を腐らせてしまうのです😰

お客様のご予算も考慮し、旧塗膜の撤去からの再塗装を提案させて頂きましたが、普通の屋根塗装の倍近くの金額になってしまいました😣

このブログを読んで頂いた皆様は見積り書に縁切りやタスペーサーの挿入が記載されているか、記載がなければ業者さんに確認をしていただくのが良いと思います👌もちろん屋根材の隙間が広く縁切りの必要がない場合も多々ありますのでそう言った事も考慮し、納得のいく『塗り替え』でお家を長持ちさせてください😎

どうか契約が決まりますように🫰

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